高等養護学校の設置について

高等養護学校の設置についてお尋ね致します。

法改正により、従来の養護学校は特別支援学校に名称が変わっておりますが、説明を進める上で耳なれた養護学校で統一させていただきます。
本市には養護学校は4校ありますが、企業等への一般就労を目指した高等養護学校はありません。そのため市内からわざわざ県立春日井高等養護学校や豊田高等養護学校へ2時間の通学をしている生徒もいます。とても大変だという声もあります。
毎年、県立高等養護学校への希望者は多く、その中の半数ほどしか入学できない状況にあることから、市内に一校設置しても決しておかしくはありません。
政令市の高等養護学校の設置状況をみますと、札幌・横浜・京都・神戸・福岡・北九州市の6都市ではすでに設置。浜松市でも平成23年度に設立を計画し知的障害者の一般就労に弾みがついています。
こうした政令市と比べて本市では今年度からようやく愛知県に対して高等養護学校設置への要望が始まったばかりであります。しかし、本市の思いとは裏腹に県の設置についての考えは極めて消極的なのであります。
そこで提案ですが、高等養護学校の設置について財政的に厳しいと言うのであれば、例えば本市の高等学校に高等養護の機能を持った養護学校高等部の併設というやり方もあり、併設であればかかる費用も少ないのではないでしょうか。               先日視察した大府市にある県立桃陵高校では半田養護学校の高等部を併設しており一般の生徒との交流も活発で一般就労へ向けての成果が待ち望まれています。いずれにしても本市の知的障害者の一般就労を確実に前進させていくことは重要な課題であるはずであります。
本市の養護学校高等部の現状を見ると定員を大きく超えているではありませんか。さらには県立の高等養護や養護学校へ本市の子どもたちが123名も通学していることをどう考えておられるのでしょうか。こうしたことをもっと重く受け止めて本市の子どもたちのことを大切に考えていただきたいのであります。 県に要望するだけでなく併設も含めて高等養護学校を設置すべきと考えますが、教育長のご見解をお示し下さい。

答弁 高等養護学校設置について
 県下の中学校特別支援学級及び特別支援学校中等部の進学につきましては、県教育委員会や県立・市立特別支援学校と協議を行い、希望者全員が入学できるように対応しているところでございます。
 しかしながら、年々、卒業生が増加しており、とりわけ、高等養護学校への入学希望者が増加している現状がございます。
 そのため、市内の高等養護学校入学希望者の半数以上が入学できず、市立特別支援学校高等部で受け入れできるよう西養護学校・守山養護学校に学級増をしたところでございます。
 議員からご提案がありました市立高等学校への特別支援学校高等部の併設につきましたは、現在、空き教室が少ない現状から、併設することは困難な状況であると考えております。
 市内への高等養護学校の設置については、本年度、特別支援学校の設置義務がある県に要望してきたところでございます。今後とも、議員ご指摘のことを十分踏まえて、県により強く働きかけてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

更新日 : 2008/03/26  
 
     

 

 

 

 

     
速 報 木 下